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負けた試合後に選手がスタンド前に来て「頭を下げる行為」は必要ですか?


試合終了後にピッチの中央で手を挙げる。スタンドへ拍手をする。そこまでは国際的にも多く見られる光景。さらに、スタンドの前にまで歩を進めて一礼する、というのは日本サッカーならではの習慣だ。かつて、ジーコジャパンの時代の日本代表は、試合後にスタンド前を場内一周する習慣をやめた期間がある。しかし、ファンサポーターからの再開要望が多く、すぐに、その習慣は復活した。海外では、勝利の後に喜びをサポーターと分かち合うために選手がスタンド前にやってくることがあるが、勝てなかった試合では、選手はピッチから控え室に、そのまま帰っていくことが多い。

●ブーイングにさらされる姿を見たくないという女性サポーターの声
●負け試合の後は勝ち試合よりもスタンドから遠い位置に立つ選手もいる。
●勝ったときはタイミングを揃えて一礼するが、負けた試合ではバラバラ。頭を下げられない選手もいる。

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果たして、この選手たちの姿をサポーターは本当に見たいのだろうか。調べてみた。とはいっても、先のジーコジャパンの例もあり、圧倒的に「『頭を下げる行為』は必要だ」という回答が返ってくると予想していた。しかし、その予想は裏切られた。

結果は拮抗している。注意してほしいのは、これは「『頭を下げる行為』は必要ですか?」という質問であること。「選手を近くで見たいが頭は下げなくても良い」という意見の場合は、原則的には「必要ない」という回答になる。

「頭を下げる行為」は、本来は応援をしてくれたファン・サポーターへの感謝の意味であろう。しかし、選手のコメントなどから、一部には謝罪の意味で行っているケースもある。また、選手は応援をしてくれたファン・サポーターへの感謝の意味で一礼を行っていても、大きなブーイングが起きると選手が批判に対して謝罪を行っているように見えてしまうという面もある。特に、しっかりと頭を下げられていない場合には「いやいや謝罪をしている」「ブーイングの攻撃にさらされている」と見えるケースがある。それが、一部のファン・サポーターに「悲しい」「可哀想」「前向きになれない」という気持ちを起こさせることにつながる。

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Jリーグ開幕以来、どのクラブも習慣として行ってきた、試合後に選手がスタンド前に来て「頭を下げる行為」だが、もしかすると見直しをしてもサポーターは受け入れられるかもしれない。「頭を下げる行為」の習慣を変えるか、しっかりと「頭を下げる行為」をやりきるか、いずれかを検討しても良いのではないだろうか。